人の二足歩行とは”人類たる所以”と言えます。
つまり歩くからヒトなわけです。
人の形は歩行によって作られたものであり、血液循環から内臓の動き、骨格構造すべてが歩行と連動して造られているのです。
歩行は人の身体を正常に保つための運動であり、歪んだ身体を元に戻すチカラがあります。
自分の体重で自分のスピードで歩くことで、絶妙なチカラが各部位に伝わり、細胞の記憶がよみがえり元の形を再形成していきます。
正しく歩くことで早期に回復します。また正しく理解することで基礎を強くし、しなやかな身体を作ることにもなります。
歩行とは人にとって生命活動そのものであり、空気を吸う、水を飲むのと同等ということです。
メリット
効果を期待するなら、正しいフォームで40分以上持続的にあることが必要です。これを「生理歩行」と言います。
なぜ40分以上なのでしょうか?約30分歩くと、健康に良い髄液が出てくるのですが、この髄液が10分ほど継続的に循環させると良い効果が見込めるため、30+10=40分歩くのが良いわけです。
つまり、初めの30分は準備時間、30分を超えてからが「生理歩行」の効果時間になります。しかし、40分を超えると疲労を訴える人が急激に多くなり、生理性を失うので40−43分ほどにします。
しかし、20分の歩行を2回、3回としても「生理歩行」の効果は得られないので、ご注意ください。(運動の効果は得られます)
歩く速度(歩行りょう)により、以下の各機能に非常に効果がある。
*痛みがある時は決して無理はしないでください。
身長 | 第一生理歩行 | 第二生理歩行 | 呼吸循環系歩行 | 泌尿器系歩行 |
175cm |
2.52km |
4.40km | 3.60km | 3.20km |
165cm | 2.34km | 4.08km | 3.34km | 2.97km |
155cm |
2.16km | 3.76km | 3.08km | 2.73km |
145cm | 1.98km | 3.44km | 2.82km | 2.50km |
135cm | 1.80km | 3.12km | 2.56km | 2.27km |
マラソン、ヨガ、エアロビクスなど”健康に良い”とされる運動はどうでしょうか?
もちろんこれらの運動は健康に寄与します。しかし、これらの運動単体では不十分です。
やはり、歩行があって、さらにプラスαであることが原則です。
土台となる基礎構造や基礎体力が不安定なままスポーツだけしていれば、ケガをしやすいかもしれません。
やはり、歩行という基礎があって身体が整うということを忘れてはなりません。
せっかくトリガーポイント整体をしても、悪い姿勢、長時間のスマホなど以前の良くない生活習慣を続ければ、遅かれ早かれ元に戻ってしまいます。
辛かった痛みやコリを教訓にして、それらが取れたら生理歩行を即実践しましょう。
歩くだけで健康になるとは、本当にステキなことですよね。少しのコツをマスターして、生理歩行で健やかな毎日を送りましょう。
腰・膝・足の不快な痛みがある場合は決して無理はせず、速やかに医療機関で診察を受けましょう。慢性痛にはリフレパシー整体Reflepathy Uchidaでズバッと効くトリガーポイント整体を試してみましょう。
日本構造医学研究所 医学博士・理学博士 吉田勧持先生著書より引用
トリガーポイントと足ツボでズバッとコリを解消!
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